都心3.3kmに生まれた“街ごと新築”
東京2020選手村のレガシーを受け継ぐ、約13ha/全5,632戸・24棟のビッグプロジェクト。分譲(SUN・SEA・PARK)と賃貸(PORT)、さらに商業「ららテラス」、学校、BRT…インフラまで一斉整備した“街ごと新築”。暮らしの時短と安心を、スケールの暴力で押し切る計画だ。おすすめポイント(3つ)
1) 生活装備を街レベルで用意:商業39店×学校×BRT
中核商業「ららテラス HARUMI FLAG」(39店舗。都内最大級のサミットストア含む)が2024年3月開業。街のターミナルからは東京BRTが新橋・虎ノ門へ直結。さらに中央区立の新設晴海西小学校/晴海西中学校が開校し、通学動線まで一気に整った。[出典] ららテラス開業・店舗数/BRT停留所と新橋・虎ノ門方面の運行/小中学校新設。2) 防災・環境の“地力”:AI-AEMS×(街区)多重エネルギー
街全体でAI搭載のAEMS(エネルギーマネジメント)を導入し、水素・太陽光・蓄電池を組み合わせた多重インフラを計画。分譲タワーSKY DUOは全住戸に蓄電池+エネファームを日本で初めて両搭載する仕様で、停電フェーズのレジリエンスが高い。LEED-NDなど環境認証も取得。[出典] AEMS・多重エネルギー/SKY DUOの蓄電池+エネファーム/環境認証。3) 住戸も共用も“日常で効く”方向:巨大賃貸街区は大浴場やワークスペース
賃貸のPORT VILLAGEは一般賃貸1,258戸に加え、シニア・ケア・シェアハウス等を内包。約350㎡の大浴場、ワークスペース/会議室、フィットネス・シアター・パーティルームまで揃い、実需派に刺さる“使える共用”が厚い。[出典] PORT VILLAGEの戸数・共用内容。物件(街)概要
街区名 | HARUMI FLAG(晴海五丁目西地区第一種市街地再開発) |
所在地 | 東京都中央区晴海5丁目(各街区:501〜505番) |
規模 | 総開発面積 約133,906㎡(約13ha)/住戸5,632戸(分譲4,145・賃貸1,487)/全24棟 |
構成 | 分譲:SUN VILLAGE(686戸)・SEA VILLAGE(1,822戸)・PARK VILLAGE(1,637戸:うちタワーSKY DUO含む)/賃貸:PORT VILLAGE(1,487戸:一般賃貸1,258、シニア等含む)/商業:ららテラス(39店) |
交通 | 都営大江戸線「勝どき」駅 徒歩16〜18分+東京BRT(晴海五丁目ターミナル⇄新橋・虎ノ門) |
共通インフラ | AI-AEMS(街区横断の光ケーブル網)/水素・太陽光・蓄電池の多重エネルギー計画/CASBEE街区S/LEED-ND(GOLD) 等 |
竣工・入居 | 板状分譲街区:2024年より入居開始/賃貸PORT:2024年1月入居開始/タワーSKY DUO:2025年秋竣工・10月下旬入居予定 |
※数値・スケジュールは公式発表に基づく。[出典] 各街区の戸数・面積・環境認証・BRT・スケジュール。
設備・仕様(街区横断&代表例)
- スマートエネルギー:AI-AEMSで街の電力を最適化。水素・太陽光・蓄電の多重化で非常時のレジリエンス向上。
- セキュリティ/運用:街区横断の光ネットワークで監視・運用を統合(※分譲共用は相互利用の仕組み)。
- 分譲タワー SKY DUO:免制震構造/全住戸に蓄電池+エネファーム(49–50Fは全館空調)。
- 賃貸 PORT VILLAGE:約350㎡の大浴場/ワークスペース・会議室/フィットネス・シアター・パーティルーム/保育施設。
- 日常利便:商業施設「ららテラス HARUMI FLAG」39店舗(サミット等)。
住環境と動線
生活圏:街内商業(ららテラス)+近隣の晴海トリトン、有明・豊洲エリアも自転車圏。園路・広場・水辺が多く、板状棟の間に広めのオープンスペースを確保。学校(晴海西小・中)も街の中央に配置され、安全な歩行動線が組まれている。 交通:大江戸線「勝どき」駅は徒歩16〜18分と距離があるが、東京BRTで新橋/虎ノ門ヒルズへダイレクト。朝夕の本数も多く、都心動線をBRT前提で組めば“遠い駅・近い都心”になる。区画別の見どころ
分譲:SUN/SEA/PARK(板状)
板状棟は14〜18階建が中心。分譲街区だけで共用室51を横断活用できる仕組みがあり、ワーク・コミュニティ系が実需向けに厚い。分譲:PARK/SUNのタワー「SKY DUO」
地上50階・総戸数1,455戸のツインタワー。天井高約2,600mm、免制震構造、全住戸に蓄電池+エネファーム、プレミアムフロアは全館空調。2025年秋竣工・10月下旬入居予定。[出典] 規模・構造・天井高・入居予定。賃貸:PORT VILLAGE
一般賃貸1,258戸に加え、シニアレジデンス(24時間サポート)やケアレジデンス、シェアハウス、保育施設までを内包。街区中央に約7,000㎡の中庭、水景・遊具・多目的スペースを配置。入居開始は2024年1月から。周辺環境(徒歩目安)
- 三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG(街内・39店)
- 晴海BRTターミナル(HARUMI FLAG/晴海ふ頭公園 停留所含む)
- 中央区立 晴海西小学校/晴海西中学校(2024年開校)
募集条件の目安(所感)
分譲は新築〜2次取得・転売の市況に強く影響。賃貸(PORT)は住戸数が大きい分、時期によって空きとキャンペーンに揺れあり。駐車場・駐輪場は早い者勝ちの側面が強いので、必要な人は先に確保の段取りを。内見前チェック(4点だけ)
- BRT動線>駅距離:日常の主要移動はBRT前提でOKか(新橋/虎ノ門の時刻表で通勤時間帯の本数を確認)。
- 窓と音:海風・幹線・BRTの走行音。サッシを開けて5分、耳を澄ます。
- 眺望と離隔:板状棟間・タワー足元の抜け。低層〜中層で体感差が大きい。
- 共用の混み具合:ワークブース・大浴場・ジムは利用ピーク帯を現地で。